遺言の執行

● 遺言執行について
 遺言公正証書や、検認済証明書が添付された自筆証書遺言が揃えば、ようやく遺言書を執行することができます。
 遺言執行とは、遺言者(被相続人)がお亡くなりになった後、遺言書の内容を実現する一連の手続きです。

● 遺言執行者
 遺言執行者とは、遺言執行の目的を達成し、遺言の内容を実現するために、遺言者から指定され、又は必要に応じて家庭裁判所により選任される者です。
 遺言執行者は、「相続人の代理人」とみなされ、相続財産の管理や遺言執行のために必要な一切の行為をする権利義務を有し、そのために相当かつ適当と思われる行為をすることができます。

● 遺言執行者が執行する職務
 □ 相続人・受遺者への遺言執行者就任通知
 □ 財産目録の作成と相続人等への交付
 □ 相続・遺贈による相続人・受遺者等への不動産所有権の移転登記申請
 □ 預貯金の払い戻しと相続人・受遺者等への引き渡し
 □ 株式の相続人・受遺者等への名義変更手続き
 □ 遺言認知の届出
 □ 家庭裁判所に推定相続人の廃除、廃除取消しの申立
 □ 賃貸借等の各種契約や電気・ガス・電話等の公共料金の名義変更手続き
 □ 年金等の受給停止・健康保険の停止手続き
 □ 遺言者(被相続人)の負債の調査
 □ その他遺言執行のために必要な一切の行為
 □ 相続人・受遺者への遺言執行完了通知