Q & A

● 遺言書の作成や相続手続きのご相談時によく受けるご相談やトラブル事例をまとめました。
 

遺言に関するQ&A

◆Q: 自分の死後に愛犬が生きていけるよう自分の財産を愛犬に渡したいのですが方
    法はありますか?

 A:どんなに大切な愛犬でも、犬などのペットは法律上は物として扱われ、権利義務
   の主体となることはできません。
   そこでペットの世話をしてくれる友人・知人等を見つけて、あなたの死後にあな
   たの愛犬の世話を引き受けてもらう代償として、あなたが財産を遺言によってそ
   の友人・知人に贈与(遺贈)する方法が考えられます。
   (遺言書による負担付遺贈)

   遺言書による負担付遺贈のポイントは、下記の3点です。
   ・義務を負担する相手の事前承諾を得ること。
   ・相手の義務となるペットの世話(負担)は遺贈する財産の範囲内となること。
   ・義務者を監督する遺言執行者を選任しておくこと。

相続に関するQ&A

◆Q: 遺産分割協議後に遺言書が見つかりましたが、どうすればよいでしょうか?

 A: 遺言書があれば法定相続による遺産分割協議に優先します。
    遺言に時効は無いので、遺言内容と異なる遺産分割協議も無効となります。
    しかし、相続人全員が合意すれば、遺言の内容と異なる遺産分割協議も認めら
    れていますので、相続人全員が反対しなければ、遺言書が見つかる前の遺産分
    割協議通りに相続できます。
    但し、遺言書の記載内容に遺言執行者の指定がされていたり、相続人以外の第
    三者に遺贈すると書かれていれば、これらの者が関与していない遺産分割協議
    によることはできません。
     遺言発見前の遺産分割協議は無効となり、第三者も含めて再度遺産分割をや
    り直すことが必要です。